【モンガク谷ワイナリー】販売条件あり 杤tochi 2024 750ml お一人様1本 他のワインもご購入お願いします
2025.12.29モンガク谷2024 杤 – tochi –
2024シーズン所感2024は、温もり感じる早春の日差しにより雪融けが早期化した結果、早い芽出しでスタート。2023に比べて夜温が低く、久し振りに余市らしい涼しげな夏を迎えたことで、本来のこの土地らしい冷涼さが表現されるシーズンとして幕を閉じました。蔵における基本環境の整備や畑作業を除き最小限の人的介入、この地ならではの冷涼さや風土がワイン造りに表現。夏場には除湿(空調)、冬場には床暖房による投入エネルギーを最小限にすることで、環境負荷低減と同時に、石造りの半地下蔵から得られる自然熱(地下熱)を最大限生かした、自然な温度帯から生まれる「この土地ならではのワイン造り」を目指します。
2024シリーズ共通(栢・杤・楢・桧) ※桧はふるさと納税返礼用として
2024の3アイテムはアルコール分が12%前後と2020にやや近いイメージ。温暖化の影響もありアルコール分が高めになりがちだった従来の反省を踏まえ対策した結果、思い描いたタイミングで収穫できたシーズンに。全体としては、冷涼産地らしい軽やかな酸をベースとした、フレッシュで軽快な口当たりを基調としつつ、繊細な複雑さの中に上質なシャンパーニュのような香ばしさと熟成感が垣間見える、モンガク谷にとって非常にユニークなヴィンテージとなりました(※後述「ワイナリー紹介」最下部ご参照)。造りにおいては「ステンレス発酵&熟成で略弄らずが基本」のこれまでのモンガク谷スタイルにおいて、久し振りに僅かに加える手が加減された(≒酸素微供給)ものの、依然シンプルに徹し、口当たりのふくよかさの中に冷涼産地らしさが体現(参考:栢・桧は樽熟ブレンド。杤・楢はステンレス熟成でフレッシュながらも味わいがわりとジュラ的なイメージ)、苦味、複雑さ、バランスのとれた辛口白ワインに仕上がりました。酸素微供給の影響か、全体的にはフレッシュさと熟成感が共存するユニークなヴィンテージとなりました。そのためか、例年に比べて抜栓後の抵抗力がより高まり、黒ブドウ主体のキュベでかつ抜栓後の保管環境が良ければ最大1週間ほど楽しめそう。酸化防止剤・無添加への試作的挑戦は2020にスタート、2022から3シーズン連続、全キュベ無添加(サンスフル)。亜硫酸低減の効果か、以前に比べれば早めに開いてくる印象がある一方で、熟成潜在力が不明、落ち着きと纏まり、そして深みを引き出すために、最低でも2~3年、出来れば5年ほど熟成させると大きく変化して来ると期待します。どのように熟成変化するのか今後見守って頂ければ幸いです。
モンガク谷2024 杤 tochiフィールドブレンド・シリーズ「モンガク谷」のフラッグシップワイン、ピノノワール主体のアイテム「杤(とち)」。ラベル原画として採用された、絵本「モチモチの木」に出てくるシンボルツリーがこの杤の木で、別名「七葉樹(しちようじゅ)」。7品種から織りなされる繊細さと複雑さ、そしてその可能性に向かい合って頂けたら幸いです。セパージュ:ピノノワール64%、ピノタージュ23%、ピノグリ5%、シャルドネ4%、ソーヴィニヨンブラン他4%(計7品種)
テイスティングコメント:色は透明感のある仄かに赤みを帯びた淡い黄金色。香りは繊細な芳香の中にアプリコット、シトラス、洋ナシのコンポート、ハーブ、ナッツ、樹木、ヨード等。味わいは心地よい苦みの中にスパイシーさと塩味、軽やかで透明感のある酸、出汁のような旨味、香ばしさ、口中に広がる黒ぶどう由来の淡い渋み、上質なシャンパーニュのような熟成感、繊細ながら非常に複雑。長い余韻、辛口、ミディアムボディー。亜硫酸添加量はゼロ、大きめのワイングラスでセラー温度帯から。少しの亜硫酸添加必要か。落ち着きと纏まりが出るまで少なくとも3年ほどの瓶熟、可能であれば5年くらいの熟成を期待。(12月試飲時点)
ワイナリー様より引用