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【千葉ヴィンヤード】ヒノデダンケ ルージュ 2023 750ml クール便使用

¥5,830 税込
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葡萄 ツヴァイゲルト、レンベルガー、ピノノワール

生育期前半は割と穏やかで前年のような花ぶるいもなくとても順調に見えていましたが、ヴェレゾン期を過
ぎた後にやってきた猛暑の影響で畑のすべての品種の糖度の上昇が鈍ってしまい、その状態で酸はどん
どん抜けてしまうという事態になってしまいました。そこに追い打ちをかけるように早生のツヴァイゲルトが
鳥に狙われはじめ、荒らされた跡から腐敗してしまい、まだ気温が高い時期だったためそこから酢酸発酵
が始まって畑自体に酢酸臭が漂うような状態にまでなってしまっため、予定より10日ほど時期を早めて収
穫しました。
発酵は酢酸菌を抑えるために初期の亜硫酸の添加量も多めにして、ピジャージュ、ルモンタージュなども
確実に行うなど目の離せないシビアな発酵管理を求められましたが、その甲斐あってツヴァイゲルトはや
や青いながらも健全に発酵を終えることが出来ました。
ちなみにこの時たまたま空いていた卵型コンクリートタンクを使うことが出来たのですが、形や素材感など、
我々の葡萄とは相性がいいように感じました。
続くレンベルガー、ピノノワールはその二週間後の後の収穫。こちらももう少し糖度上昇まで収穫は待ちた
かったものの、このころにはお隣の宝水ワイナリーを飛び越えて我々の畑まで鳥の大群に攻め込まるよう
になってしまい、この時までに残していた品種はすべてこの週で収穫を終えました。
こちらもたまたま空いていた卵型コンクリートタンクにて同じように発酵管理。酢酸菌の心配がほぼなかっ
たので、ツヴァイゲルトと比較すればそれほど苦労なく発酵を終えました。
鳥害を避けるために全体的に収穫時期が早くなってしまったためか、最初味わいに若干の青さを感じると
思います。すべて除梗しているものの、少し全房で醸した時のようなスパイシーさを感じるかもしれません。
個人的に赤ワインにある青さは苦手ではあるものの、この年のワインが持っている「軽さ」と相まってなの
か割と心地よく感じています。熟成によってさらにワインに馴染んでくれるのではないかと思います。
近年はレンベルガーやシルヴァーナーなどの晩成品種の方が栽培、醸造ともに管理が楽になってきたよう
に思います。その分、冷涼感という方向からは少しづつ離れていってしまっていることが気にはなりますが、
それも天候が与えてくれた機会なのだと思うことにして、今後もこの土地でできる赤ワインの可能性を模索
していこうと思っています。

ワイナリー様より引用

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